息子のこと、日々の暮らしのこと。

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屋久島/ヤクスギランド→太忠岳

屋久島のメインは、やはり森歩きです。

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前回の森歩きは、ひな坊は赤ちゃんだったから、
ほとんどキャリーの中に収まっていたけど、
今回は体も重くなってるし、なにより自分で歩きたいと言うだろうから、どの森を歩こうか?

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2歳のキャリー姿はこんな感じになりました。


ちなみに0歳時代はこんな感じ。

顔が埋もれてる・・・笑。









前回は白谷雲水峡→太鼓岩に行ったので、
今回は違うところを・・・で、ヤクスギランドに行くことにしました。

ヤクスギランドって名前、なんかチープ感が否めませんが、
樹齢1000年以上の巨木に出会えます。
一般道からのアクセスもよく、途中までは遊歩道も整備されているので、
お手軽に原生林を楽しめる場所のようです。
(でもなんで、ランド、こんな名前にしたのかなぁ。)




こちらのコースには30、50、150分とありますが、私たちは150分コース。
でも本を読んでいるうちに、はたして森歩きだけで満足するのかな?

なにやら、その森の奥にある、最後の水場というのも気になるし、
そして、願わくばさらにその奥にある太忠岳、
その頂上はどーんとそびえる巨石。
そこに登ってみたい!という気持ちがふつふつと、


でも宿のご主人にも、ランドの入口の方にも言われました。
白谷雲水峡→太鼓岩とは訳が違うよ。
距離もあるし、なによりアップダウンが激しいから、2人はともかくとして、
子供背負っては絶対無理と。
そんなこと言われたら俄然火がついてしまうのが、夫。良くも悪くも・・・単純です。




コース最初の方は遊歩道が整備されているので、ひな坊も歩きます。

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いっしょ、いっしょ。(よいしょ、よいしょ。)




ここでは、倒木更新(倒木上に種が着床して育つ)や、
切株更新(切株の上に種が着床して育つ)があちらこちらで見られました。
そうやって長い年月をかけて、森は再生されていくのですね。

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ヤクスギランドを出ると、うっそうとした森になります。

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このコースではほとんど人に会うことがなく、
大半を森の中を私たちだけが歩いていました。
途中、靄に包まれた森は、静寂で、幻想的で、美しくて、怖いくらいでもありました。


ヒメシャラの倒木。
つるんとして、ひんやりとしていて、好きです。この木。
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最後の水場にやってきました。
屋久島の森に降り注いだ雨が大地に浄化され、湧き出た水です。
冷たい水で顔を洗い、聖なる水をいただき、
鋭気を養って、この先の上りに備えます。

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最後の水場という名前からして、
この先どんな試練が待っているのでしょうか。

 



木にもいろんな木があって、まるで森がお喋りしているかのようでした。

すべてを受け止めてくれそうな木。
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一本の木からいろんな木がこんにちはしている木。
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中から神様が出てきそうな木。
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前回、ひな坊はほとんど眠っていたけど、
今回は状況も分かっているので、
「おとうさん、大変なの〜。がんばって、がんばって。」
と励ましてくれるじゃないですか。
うん、お父さん、がんばるよ〜。


木の根を踏みしめて、森の中を歩く3人。
「あのね〜、みてみて〜。こみせんせいが、あっくん、プール、はいんしゃい!」
(プールに無理やり入れられている話(笑)とか、
「♪ちっちっぷーのさーなが。」
ここでなんで?のチューリップの歌、唯一それっぽく歌える歌なのです。


前回は、ぐずらないかな〜とか、大丈夫かな〜なんて心配をしながらだったけど、
今回は一緒に歩いている!というのが実感できて嬉しかったです。


そんな楽しい雰囲気、いやいや、登る方は真剣そのものです。

道もいっそう険しく、足を滑らせたら大変だし、
「大丈夫?もうそろそろだよね、がんばろー。」とか
「ここ危ないから気をつけて。」とか夫と励ましあって。
普段ドライな夫婦生活だけに?こういうときこそ夫婦を実感・・・??



でも、私は周りを見る余裕などなく、ひたすら地面を見て進むのみでした。
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でもでも、森の圧倒的な存在感に、時々涙が出そうなくらいでした。






私も汗びっしょりだったから、ましてや夫のほうはもう・・・
「おとーさん、くさーい、くさいよー。」
大量の汗をかいた、その一番フレッシュな臭いを嗅いでるのはひな坊ですからね〜。
「え〜っ!そんなこと言わないでよ〜。」





途中ロープを使って登ったりしながら。
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あとどれくらいなんだろ、あともう少しだよね?空が広くなってきたし。
でもまたうっそうとした森に入る・・・もう引き返しちゃう?
そんなことを幾度となく繰り返し、だんだんと岩っぽい地形になってきました。





あれが頂上!
うそでしょ、あの岩登るの!?
さすがにここまで来て、ちょっと怯みました。


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最後もロープを使って登ります。
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登り終わった達成感は、もう言葉にはできないほど。
やった〜!と三人でバンザイをしました。


でも、この場所、一枚岩の巨石が頂上にそびえ立っているのですが、
何気に怖い場所です。
傾斜面になっていて、ひな坊が転げて落下でもしたら・・・と思うと、
登山の達成感に浸りつつ、半分はひな坊の監視にハラハラして、
写真を撮るどころではありませんでした。
(これまた前回の太鼓岩と同じですね。)

ちなみにこの石は天柱石といって、40〜50mもあるそうです。
なぜにこんな巨石が頂上に・・・・。ミステリーっぽいですよね。


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この足がすくむような感覚はその後しばらく、夜中に目が覚めては、
太忠岳の頂上にいる感覚・・・最高!でも次の瞬間には、
そこから落ちそうになる恐怖が蘇って、眠れなくなること数日・・・。



残念ながら頂上では雲に覆われて、視界は開けなかったけど、
空を見上げると、地上よりも明らかに真っ青な空。
巨石の上を雲が流れるのを感じたり。



と、つかの間の天空時間を過ごして、また帰りの道を引き返します。

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帰りの道はもう膝はガクガク、疲れて無言でしたが、
白谷雲水峡でも同じように感じたけど、
ものすごく疲弊しているわりには、なぜか気持ちいい。
それ以上に森のパワーが強かったんでしょうね。



そして下っている途中、ふっと湧いてくる感情、
今、ここにある自分、素晴らしい時を過ごしている、
家族一緒にこんな経験ができるなんて、
この森に感謝の気持ちでいっぱいで、
何度も感極まって涙が出そうになりました。


帰ってきたときは、汗も出尽くした感じで、
もうクタクタに疲れているんだけど、すがすがしい疲労感でした。



山を下りるときは、とっぷり日も暮れて。
赤く染まる夕焼けがやさしかったです。
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ところがですね。
夫、体を酷使したのは、想像以上だったようで、
その翌週のゴルフでは腰に激痛を覚えたようです。
40代を前にして、これからの人生、気合いとか、勢いだけでなく、
自制すること、を身をもって学びとしました・・・。とほほのほ。







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こえだちゃん、
海ガールのイメージだったけど、登山系もやるんだね。
やんばるの森なんかも、なんかよさそう、ちょいと軽めで森に入ってみるとか?子供は案外親の予想を裏切ったりするから^^
私の山ガール姿?そういや、いつも夫の写真ばかりだよね。格好はなぜかペアルックぽくなってしまった。
そういうときだけ仲がいい?(笑)彼ほどいっちゃってる感じじゃないけど。(笑)
saana | 2011/08/30 00:42
はるとママちゃん、
キャリー隊でなんかやる?ってほんと何歳まで入れるつもりなんだよ〜ってね。
でもなんかやろうやろう。
ハードなのは、そちらのナショナルパークのもすごかったじゃん。ひょえ〜ってダンナに写真見せてたりしたもん。
火がつくタイプは同じだね〜。
ハガキ届いてた。ありがとう、あっくんも(笑)、あ!って。もう覚えてないかもと思ったけど、これ、案外戻っても旧知の親友でいけるかしらん?
ナパバレー楽しみ、あとで伺いますわん。
saana | 2011/08/30 00:36
フィンガーチョコさん、
updateが遅いんでまだ屋久島モード(笑)。山登りは無理しすぎなところもあって、しばらくはもうちょい無難な所を・・・だから軽く森歩きくらいになると思うと、今回登っておいてよかったのかもね〜。
ひな坊も覚えてくれてると嬉しいけど、ま、五感でなにかを感じてくれてたらそれでいいかな。で、こちらに帰ってきてはまた「おんちえん、行かない。」でたよ〜。
9月から登園なので、近々〜。メールしますわ。
saana | 2011/08/30 00:31
chihoちゃん、
森のしずうや雨と同じ、すごくきれいな地球の一部・・・すごくいいね。
今日は部屋の掃除で、バッグパックをしまって、ベッドの上の洗濯物も片付け、そのなかのタオルを見て、「たたたま」ん?「たたたまのタオル」夫が山登りのときに巻いていたタオルだったよ。
おとさん、よいしょ、よいしょ、してたね〜って。
ま、記憶に残っているかは分からないけど、そうね、五感の深いところに刻まれてたら、それは嬉しいことだね。
saana | 2011/08/30 00:23
ふわぁぁぁぁ〜素敵。
ジブリの森に完全に迷い込んだってやつね。
いいな、いいなぁ。
あたしもトレッキングとか登山大好きで
ほんとは今年こそ沖縄で自然の中に踏み入りたいと
思っていたのだけれど、さすがにムスメ、歩かないだろうなぁと断念。
背中に背負って歩くって、、、大変だよね。
すごいなご主人。
てかsaanaちゃんの山ガール姿はないの?見たいな。
きっとセンス良く着こなしてるんだろうな。うふ。
ああああ屋久島行きたい。
今回も妄想トリップさせてくれてアリガトウ!!
こえだ | 2011/08/27 15:04
まじでー?!って呼んでいて連続してしまったよー。
「俄然火がついてしまった」とーちゃんーさー、その気持ちわかります。ふふふ。なんかいいわーいいわー。帰国したら、何か一緒にやろうぜー。キャリー隊で!我が家も、あのベビーキャリー持ち帰るわ!!って、一体何歳まで入れるつもりなのか(笑)。でも、今回のコレ、まじハードだね。我が家、一家で鍛えないと、このレベルには全然ついていけないわ!どうしよう、まずはジョグぐらいから始めるべしだね。
それにしても、「あっくん」ってのが、毎回ウケルわ。ホント楽しみよーもうすぐあっくんに会えるのー。
はるとママ | 2011/08/21 13:06
あーん、ホントに素晴らしい体験をしてますなー。
写真だけでも迫力満点、
2歳にしてひな坊、こんな経験ができるなんて、この先の人生変わってくるんじゃなかろうか。
そしてこういう経験をさせてやれる親心が素晴らしいさ。
でもなかなか危険そうな道のり、無事で何よりです。
身体は鍛えながらメンテナンスしていく年齢にさしかかってるよね。
帰ってきたら写真&話、楽しみにしてます。
フィンガーチョコ | 2011/08/18 10:47
おおーっ!
そこまで過酷だったとは…。
子供背負わなくても私にはムリっぽい!
その翌日あの状況だったわけですね〜。
saana一家は強い!

でも森の中で汗と一緒に家族で流した涙は、森のしずくや雨と同じ、すごくきれいな地球の一部でしたね。
ひな坊の五感にも、すごく深いところに刻まれてると思います。
改めて屋久島のスゴさに脱帽!

森の写真から、しばしトリップさせてもらいます♪
つか、近いんだから、私たち、行って来い、みたいな(笑)
いつか休みがとれたら〜。
chiho | 2011/08/18 07:23
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