同級生3家族が集まった南小国では、悲しいかな雨、しかも土砂降り・・・。
大自然の阿蘇で雨に降られては何もすることもなく、今回は宿にて解散。
仕方ないから温泉でも入って、福岡に帰るか・・・と思っていたら、あらっ?
携帯がないことに気づき、近くのコンビニに車を止めてごそごそ。
ないないと探して、ドコモに電話したりして、そのとき、あ、あった〜!
(犯人は私・・・。)
大変失礼しました〜とドタバタすること、その間30分ほど。
おや?真っ黒だった空が少し明るくなってきた??
天気予報では、午後から晴れるみたいだし。
じゃ行っちゃう?南下して阿蘇へと向かいました。
こんな感じ、行き当たりばったりな我が家の旅です。
このあたり、阿蘇の外輪山、大観峰からぐぐっと落ち込んで
平地の向こうには阿蘇五岳。
その眺めはダイナミックで大好きなんだけど、今回は雨模様。
もやがかかって見えなかったけど、これはこれで幻想的だな。
今回の阿蘇の目的地は、阿蘇神社と周辺の門前町。
阿蘇神社に着いた頃には、雨も上がって晴天が戻ってきました。よかった!
まずは阿蘇神社に御参り。
お参りする前、手を洗うところから清らかな水です。
神社参拝のあとは、門前町を散策です。
このあたり、阿蘇のカルデラから湧き出る水があちらこちらに。
水基巡りというらしいですが、ぶらぶらしました。
→水基めぐりしかし、こんな水基の場所にあって、ペットボトル!
つい1時間ほど前、例の携帯がないと探していたコンビニで
5本分捨ててしまったのでした〜。残念!
仕方ないので、悔しいけど1本買って、飲み干して、
いくつかの水を汲んではごくごくやりました。なんという贅沢!
途中馬ロッケ(馬肉のコロッケ)をはふはふやりつつ。
とりあえずどこでもこういうのがあると、「あいーむ、あいーむ。」
「今日はお休みの日だよ。」と軽く流しつつ。
ここ水基巡りは、前にテレビで見て行きたいと思ってました。
そのとき、ある雑貨屋さんも映していたのですが、
そのことはすっかり忘れていて、でも通りを歩いていると、
ん?なんかこの看板に見覚えがある・・・。
とたどっていくと、ああ、この店!ここに来たかったんだ!
門前町の商店街を出て、しばらく歩いたところにありました。
→etu昭和初期に建てられた旧洋裁女学校を改装して作られた雑貨&カフェです。
中に入るとまぁ、タイムトリップしたかのようなレトロな世界。
この広さで表現できるって、こちらではそうないです。
この敷地内はなんだか不思議空間で、
このお店のほかに数軒、雑貨屋やカフェ、古美術屋などが集まる
オモローな場所&居心地よすぎて、長居しすぎました。
昼どき、私たちが入ったのはここ、
→かんざらしの店 結「湧水ソーメン流し」の看板がツボに入りまして。
古い小屋で、ごめんください〜。
けどお店の人がいない?
そこにいるのは古美術のおじいちゃんで違うみたい。
奥にギャラリーもあったりして。
さらに奥まで行くと、おばあちゃんひとり、どうぞ〜お好きなところにと。
この店には窓も扉もないようで、
外からの心地よい風に、足元にはちょろちょろと流れる水が。
サイダーを冷やしてました。
ここでそうめん流しをします。(写真左上)
箸を持って、準備して、「いくよー。」
プレイヤーはもちろんひな坊。
ま、予想はしていたけど、反応の遅いこと。
目の前を通過して、箸をずぶっ。
もれなくそうめんは下流のザルへ。
それがおもしろくて、下流のザルから何度も何度も上流へ運んで
そうめん流しやりました。かれこれ30分もやったかな?
大人2人だとそれほどでもないけど、
子供がいると、これほどまでにアトラクションになるのか〜
それはおもしろおかしい時間でした。
足元にぎっしり生えているのは、クレソン。
なるほどかんざらし(白玉)の緑はここのクレソンを練りこんであるそうで、
水のきれいな場所に育つわけです。
私はそうめんを上流で流しつつ、ここのクレソンをポキッと折っては
ばくばく頂いておりました・・・。
ひな坊も随分と楽しんだようで、このあとに温かい麺が来たのですが、
それを持って、そうめん流しをしようとしてました・・・。
そうめん流しが終われば、今度はお隣のカフェでコーヒーを。
→Tien Tienこちらはフランスのアンティーク雑貨が中心でした。
甘党ぶりが加速しているひな坊には、
「みんなで半分こ。」をすりこみすりこみ、そして
「お父さんお母さんはここでのんびりしたいから、ゆっくり食べてね。」
でペースダウンしてもらい、最後はyoutubeでトミカを観てもらって、
平和な時間を過ごさせてもらいました。
奥にはもう一軒、雑貨&リネンの店、
好きなfoglinenworkのアイテムが多数ありました。
猫にそろーっと近寄り、そろーっといいこいいこして、ニッコリ。
と思いきや、そろーっとしっぽを引っ張ろうとしてみたり。
2歳児、うちの実家のチワワのじーの扱いといい、悪ガキの気が少しずつ・・・。
しかし、この解放的な空間。
そしていたるところで溢れ出る湧水。
本当に豊かだなぁ。
やっぱりこういう清らかな水と緑がある場所、大好きです。
余談ですが、最近見てもらった占いでも、
私は東洋思想の五行でいうと「水」と「木」に吉だそうで、
これについては本当に納得です。
こういう場所に来ると、自分の根本からイキイキしてくるのが分かるのです。
写真も多め、記事も長めになってしまいましたが、このへんで。