息子のこと、日々の暮らしのこと。

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戻りました
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昨日東京に戻ってきました。
屋久島の後、そのまま福岡の実家に滞在すること約1ヶ月、
おしゃべりを始めたひな坊の成長は著しく、両親も毎日面白い!けど、
勢い衰えない2歳児に、普段の静かな生活ペースは乱されること多々、
制約の多い幼稚園生活から遠ざかり、好き放題やることもあり・・・
「もう東京に帰って、早く幼稚園もどり〜。」って何度言われたことか。
あ、親だけでなく、2匹の老犬・・・特に家の中で同居している
チワワ←子供嫌い、にとっては受難の日々だったに違いないです。


屋久島で野生児化したひな坊も、その後の田舎暮らしでさらに磨きがかかり?
庭に植えているブルーベリーは全て食い尽くされ(実の青いものまで)、
庭の葡萄を取り、畑の野菜を収穫し、ダンゴムシを家の中に入れ、
庭に置いているプールにはいつでもどうぞ、にしているので、
真っ裸の状態で、そのまま靴を履いて、外に出ようとしていたりと・・・。


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に、さん、ご、バシャーン。
ひな坊的1,2,3。
ちなみに多数を数える時は、に、ご、に、ご。たまに、にじゅうさん。(なぜ?)
脱線しましたが。


私も自然の中に身を置き、完全に地に足ついた状態で戻ってきたと思います。
今でもまだ目を閉じれば、
青々とした田んぼと入道雲。
朝焼けと夕陽と星空と。
ツクツクボウシとヒグラシと鈴虫と。


東京に戻ってくるとき、いつも思うこと。
羽田に着陸する前、眼下に広がる大都市東京。
圧倒的なエネルギーに飲み込まれそうな、
このコンクリートジャングルでやっていけるのだろうか?
飛行機がドーンと滑走路に降りたときに、あぁ、現実に戻ってきたと。


でもどこで生活しようが、自分の中の自然を大切に、
軸にしてやっていくしかないですね。
311後の世界は目まぐるしく変化していますが、
どこで生きようが、生き抜く覚悟みたいなものが必要。
地に足つけていこうと思います。





約1ヶ月ぶりの我が家。
実家から帰ると、さらに小さく感じてしまう東京の家だけど、やっぱり好き。
不在にしていた間、夫も平日は忙しく、8月の週末はほぼ不在にしていたから、
荒れているよ、ということだったけど、頑張った様子が伺えました。

今日はベッドの上に山積みされた洋服類と、
これまた山積みされたテーブルの上を掘りました。(笑)
ひな坊とふたりでトイレ掃除をしてall set.
とりあえず家のこと、新月に間に合ってよかったです。


植物も枯れ気味でもあったけど、ベランダ菜園のトマトを3粒収穫し、
前はすけすけだった緑のカーテンも、今頃もっさもさになってきて、
でも朝顔は、枯れた花をひとつひとつ摘むのがわりと面倒?だから
来年はゴーヤかキュウリにしようかなとか考えつつ、ベランダを掃除。

そしたら、横でひな坊がパチンパチン、朝顔のつるを切ってました。
しかもそれ、根本だよ〜。
せっかく水をあげてしゃきっとした緑に、ところどころしおれた緑が・・・。
それらをまた、椅子に上ってカットするという仕事を増やしおってーーー。

そして一度枯れそうになったウンベラータ、もりもり復活していて驚きました。


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写真の整理はこれからなので、携帯画像をいくつか。

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その前に屋久島日記もまだ途中でした・・・。近いうちに。






屋久島/ヤクスギランド→太忠岳

屋久島のメインは、やはり森歩きです。

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前回の森歩きは、ひな坊は赤ちゃんだったから、
ほとんどキャリーの中に収まっていたけど、
今回は体も重くなってるし、なにより自分で歩きたいと言うだろうから、どの森を歩こうか?

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2歳のキャリー姿はこんな感じになりました。


ちなみに0歳時代はこんな感じ。

顔が埋もれてる・・・笑。









前回は白谷雲水峡→太鼓岩に行ったので、
今回は違うところを・・・で、ヤクスギランドに行くことにしました。

ヤクスギランドって名前、なんかチープ感が否めませんが、
樹齢1000年以上の巨木に出会えます。
一般道からのアクセスもよく、途中までは遊歩道も整備されているので、
お手軽に原生林を楽しめる場所のようです。
(でもなんで、ランド、こんな名前にしたのかなぁ。)




こちらのコースには30、50、150分とありますが、私たちは150分コース。
でも本を読んでいるうちに、はたして森歩きだけで満足するのかな?

なにやら、その森の奥にある、最後の水場というのも気になるし、
そして、願わくばさらにその奥にある太忠岳、
その頂上はどーんとそびえる巨石。
そこに登ってみたい!という気持ちがふつふつと、


でも宿のご主人にも、ランドの入口の方にも言われました。
白谷雲水峡→太鼓岩とは訳が違うよ。
距離もあるし、なによりアップダウンが激しいから、2人はともかくとして、
子供背負っては絶対無理と。
そんなこと言われたら俄然火がついてしまうのが、夫。良くも悪くも・・・単純です。




コース最初の方は遊歩道が整備されているので、ひな坊も歩きます。

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いっしょ、いっしょ。(よいしょ、よいしょ。)




ここでは、倒木更新(倒木上に種が着床して育つ)や、
切株更新(切株の上に種が着床して育つ)があちらこちらで見られました。
そうやって長い年月をかけて、森は再生されていくのですね。

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ヤクスギランドを出ると、うっそうとした森になります。

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このコースではほとんど人に会うことがなく、
大半を森の中を私たちだけが歩いていました。
途中、靄に包まれた森は、静寂で、幻想的で、美しくて、怖いくらいでもありました。


ヒメシャラの倒木。
つるんとして、ひんやりとしていて、好きです。この木。
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最後の水場にやってきました。
屋久島の森に降り注いだ雨が大地に浄化され、湧き出た水です。
冷たい水で顔を洗い、聖なる水をいただき、
鋭気を養って、この先の上りに備えます。

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最後の水場という名前からして、
この先どんな試練が待っているのでしょうか。

 



木にもいろんな木があって、まるで森がお喋りしているかのようでした。

すべてを受け止めてくれそうな木。
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一本の木からいろんな木がこんにちはしている木。
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中から神様が出てきそうな木。
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前回、ひな坊はほとんど眠っていたけど、
今回は状況も分かっているので、
「おとうさん、大変なの〜。がんばって、がんばって。」
と励ましてくれるじゃないですか。
うん、お父さん、がんばるよ〜。


木の根を踏みしめて、森の中を歩く3人。
「あのね〜、みてみて〜。こみせんせいが、あっくん、プール、はいんしゃい!」
(プールに無理やり入れられている話(笑)とか、
「♪ちっちっぷーのさーなが。」
ここでなんで?のチューリップの歌、唯一それっぽく歌える歌なのです。


前回は、ぐずらないかな〜とか、大丈夫かな〜なんて心配をしながらだったけど、
今回は一緒に歩いている!というのが実感できて嬉しかったです。


そんな楽しい雰囲気、いやいや、登る方は真剣そのものです。

道もいっそう険しく、足を滑らせたら大変だし、
「大丈夫?もうそろそろだよね、がんばろー。」とか
「ここ危ないから気をつけて。」とか夫と励ましあって。
普段ドライな夫婦生活だけに?こういうときこそ夫婦を実感・・・??



でも、私は周りを見る余裕などなく、ひたすら地面を見て進むのみでした。
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でもでも、森の圧倒的な存在感に、時々涙が出そうなくらいでした。






私も汗びっしょりだったから、ましてや夫のほうはもう・・・
「おとーさん、くさーい、くさいよー。」
大量の汗をかいた、その一番フレッシュな臭いを嗅いでるのはひな坊ですからね〜。
「え〜っ!そんなこと言わないでよ〜。」





途中ロープを使って登ったりしながら。
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あとどれくらいなんだろ、あともう少しだよね?空が広くなってきたし。
でもまたうっそうとした森に入る・・・もう引き返しちゃう?
そんなことを幾度となく繰り返し、だんだんと岩っぽい地形になってきました。





あれが頂上!
うそでしょ、あの岩登るの!?
さすがにここまで来て、ちょっと怯みました。


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最後もロープを使って登ります。
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登り終わった達成感は、もう言葉にはできないほど。
やった〜!と三人でバンザイをしました。


でも、この場所、一枚岩の巨石が頂上にそびえ立っているのですが、
何気に怖い場所です。
傾斜面になっていて、ひな坊が転げて落下でもしたら・・・と思うと、
登山の達成感に浸りつつ、半分はひな坊の監視にハラハラして、
写真を撮るどころではありませんでした。
(これまた前回の太鼓岩と同じですね。)

ちなみにこの石は天柱石といって、40〜50mもあるそうです。
なぜにこんな巨石が頂上に・・・・。ミステリーっぽいですよね。


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この足がすくむような感覚はその後しばらく、夜中に目が覚めては、
太忠岳の頂上にいる感覚・・・最高!でも次の瞬間には、
そこから落ちそうになる恐怖が蘇って、眠れなくなること数日・・・。



残念ながら頂上では雲に覆われて、視界は開けなかったけど、
空を見上げると、地上よりも明らかに真っ青な空。
巨石の上を雲が流れるのを感じたり。



と、つかの間の天空時間を過ごして、また帰りの道を引き返します。

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帰りの道はもう膝はガクガク、疲れて無言でしたが、
白谷雲水峡でも同じように感じたけど、
ものすごく疲弊しているわりには、なぜか気持ちいい。
それ以上に森のパワーが強かったんでしょうね。



そして下っている途中、ふっと湧いてくる感情、
今、ここにある自分、素晴らしい時を過ごしている、
家族一緒にこんな経験ができるなんて、
この森に感謝の気持ちでいっぱいで、
何度も感極まって涙が出そうになりました。


帰ってきたときは、汗も出尽くした感じで、
もうクタクタに疲れているんだけど、すがすがしい疲労感でした。



山を下りるときは、とっぷり日も暮れて。
赤く染まる夕焼けがやさしかったです。
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ところがですね。
夫、体を酷使したのは、想像以上だったようで、
その翌週のゴルフでは腰に激痛を覚えたようです。
40代を前にして、これからの人生、気合いとか、勢いだけでなく、
自制すること、を身をもって学びとしました・・・。とほほのほ。







屋久島/川遊び&ドライブ

2日目は森を歩く予定だったのですが、夫の仕事が片付かず・・・。
旅行に出るときはその大半が、到着した空港で残務処理をしたりして、
私たちも待ちぼうけ〜状態なのですが、
今回は前日に休みを取り、完全に仕事を片付けて完全オフにしたつもりが・・・
それ以上に仕事がどっさり降ってきて、なんなんだよ〜

初日の宿で、私たちはハンモックに揺られてうとうとしているのを横目に、
夫は横のデッキで仕事をやっつけ、
2日目の朝にデータ送って終了〜のはずが、ネットがつながらない〜!

宿は屋久島では2番目に大きい安房に近いので、
そこまでいけばつながるでしょ、というもくろみはあっさりと崩れ、
また宿に引き返して、ネットを貸してもらってようやく任務完了。

と、そんなことをやっていると、もう昼前。
あーあ、今日は森歩きは無理そうだねということになり、
予定変更で、川遊び&ドライブに。


ま、どうでもいい前置きが長くなってしまいましたが、ようやく行動開始。
宿近くのガジュマルに行きました。

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猿川ガジュマル。
屋久島で一番大きいガジュマルだそうです。

横のさらさらと流れる川で、脱ぎだしました、この人は。

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前日の川遊びのせいか?だいぶコツをつかんできたのか、
水の中をじゃぶじゃぶ、石づたいに歩いたりするようになって。
だんだん野生児化してきました。

が、もっとステキな場所がありそうなので、そこは早く退散して、
近くの川に行きました。

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人生このかた、これほどきれいな川で泳いだことはないです。

しばらくすると、向こうからおじさんがやってきて、いきなり服を脱ぎだしたと思ったら、
石の上からばっしゃーん、飛び込みました。
と思ったら、ぷかーっと水の流れに身を浮かせて、
あの〜見えてますけど・・・は気にしない気にしない。

しばらく思いのまま水と戯れること、ものの10分くらい?
また服を着て、「じゃ。」と去っていきました。
道の路肩に止めてあったボロいバイクをみると、東京のナンバーでした。
移住された方なんでしょうかね。
羨ましすぎます、こういうのが日常の一部なんて。


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最初私は足まで入るくらいでいたのですが、
車から水着を持ってきて、ばっしゃーん。
飛び込んで鼻に水が入るのも、川で目を開けて泳ぐのも、
ほんといつ以来なんだろう〜。楽しすぎました。

小さい滝つぼのようなところで仰向けになったりして、天然のジャグジー。

夫にいたっては、仕事から完全解放されたことにハメをはずして?
メガネを外して見えないのに、飛び込んだ場所で腰を強打という、オバカぶり。

完全に大人の方が大はしゃぎな、川遊びでした。

ひな坊も「プールさいる〜。(入る)」って、じゃぶじゃぶ。しかし水の冷たいこと。
しばらくすると、唇は真っ青、全身ガタガタ震えてました。


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+++


この日の宿は永田、ちょうど島の反対側です。
なので、南回りでドライブして向かいました。

途中ランチで立ち寄ったのが石釜パン工房 樹の実
遠くに海を見渡すテラスでいただきます。
最近オープンしたハイクラスの宿、○ンカラの近くですね。

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それから海岸の岩場にある露天風呂、平内海中温泉へ。
ここは干潮時の数時間のみ入れるという温泉。
この日の干潮は正午だったので、入れてラッキー。

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行ったときはだんだんと波が入り込んできて、
まもなく海の中に沈んでしまうというときでした。

ここは混浴はおろか、脱衣所もないので、
入るのは勇気がいります。

水着はNG、but パレオのようなものはOK、とありましたが、
だったらパレオのついた水着は?とそのへんグレーゾーンですが、
ここに来たら、そんなこと言わずに入っちゃえと。
ほかに入ってる人もいなかったしで、
これまた川に引き続き、入るつもりもなかったのに、入ってみて、楽しい〜。
とことん自分解放旅です。


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不思議なのが、海の中にあるのに、湯元は熱いのです。
それで海水で薄まって、入れるのですね。

この日は、川に海に、冷たいのと、熱いのと、盛りだくさんです。







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島一周の道路は、西部林道に入ります。
ここは世界遺産地区に指定されているので、
あまり手を加えられない狭い道路です。

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途中、ヤクジカやサルも普通にいます。
道の真ん中で、毛づくろい。車を止めても、「なにか?」って顔です。

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やや複雑な毛づくろい。いったい何匹?


そして、宿に向かうのですが、宿の話の前に、次は森歩きの話を。








屋久島へ

屋久島の旅を終えて、今は実家に滞在してます。
実家のPC&ネット環境が恐ろしく遅いので、
日記をアップデートする前に記憶が飛んでしまいそうです。(涙)
で、こちらでは日々ぼーっと過ごして、夜も早く寝てしまうしで、
ますますPCから遠ざかってますが、ま、そんなのもいいのかなと。
なので、屋久島日記、スローに更新していきたいと思います。






2年ぶりの屋久島です。(前回の日記は→
しかし屋久島までひとっとびならよいですが、 
激安ツアーでの道のりは遠い遠い。



(右上)鹿児島空港で足湯中。(右下)桜島の雄姿。(左下)youtube&アプリ多用してます。



鹿児島空港からバスに乗って、鹿児島市内に出て、高速船に乗ること2時間弱、
神々の島、屋久島に到着です。
高速船から降りると、もわっとした空気に包まれて、ついにやってきました。



が、レンタカー借りて、宿に向かって話をしているとき、
2年前と同じような日程と思って予約したけど、
あれっ、実は1日短くない?ってことに気づきまして。
「なんか短いと思ったんだよ〜。」と夫。
「じゃそのとき指摘してよ〜。」と私。
「今回火曜日まで休み取ってるのに、日曜日に帰される。あーあ。」


そんなこんなでやってきたのが、初日に泊まる宿。

MOSS OCEAN HOUSE。

この宿、いつどきがネットでブックマークしておいたのを発見し、
予約してみたのですが、ほんと居心地いい〜。
「なのに1泊。あーあ。」 by夫。(しつこい。)


大海原を見下ろす絶景の宿です。







ここの縁側でごろ〜り、ハンモックに揺られてうとうと。
だんだんと屋久島時間になります。






宿に着いては、近くの川に遊びに行きました。
宿の下の海づたいに行くと、川に出るとかで。

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海に注ぎ出る河口だというのに、高低差のある屋久島の川は急流。
私たちが来る数日前は大雨だったそうで、いつもよりは水かさが増していたそうです。
流れに吸い込まれそうな箇所もあり、反対側の海からは波がざばーんと。
自然は美しく、楽しいものだけど、それと紙一重で怖いものでもあり、
そんなことを改めて実感しました。


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+++

夜は庭にゴザを敷いて、星空を眺めました。
→ゴザネタリウム、というらしいです。ナイスネーミング。

まわりには灯かりもなく、かつ新月近い空だったので、満天の星空でした。
塵屑のような星空で、いつも見えている星座も分からないほど、
そして雲と思っていたのは天の川でした。
何度もスーッと落ちるように流れる流れ星をみました。
そして眺めながら寝落ち・・・・。

寒さで目が覚めました。
屋久島の夜は、ぐっと気温が下がります。
この島には、亜熱帯から亜寒帯までの気候が含まれるといいます。
日中は暑くても、夜は山から冷たい風が吹き降ろし、クーラー要らずです。






+++



島の東側に位置するこの宿は、大海原に上る朝日が拝めます。
太陽が昇るまでは、肌寒いくらいでした。



体が喜ぶごはん。



こちらの宿ではツアーもあり、でも、よくある山歩きのツアーだけでなくて、
美味しいコーヒーを飲みに行くツアーとか、山で朝ごはんツアーとか、
遊びゴコロをくすぐられるもので気になりました。
オーナーさんは、この場所で屋久島の森を再生したいという夢があるそうで、
宿も少しずつ変貌を遂げていくのでしょうか。

今回泊まったときは我が家を含め3組で本当にゆっくりできました。
こちらの宿はまたお邪魔したいと思います。
今度は2泊以上ですね。