朝晩過ごしやすくなったとはいえ、日中の暑さといったら・・・
いつまで夏なんでしょうか。
そして、こののらりくらり更新のこの旅日記は、
季節が変わる前に終わるのでしょうか・・・。
日々の生活を優先しつつ、余力があれば〜てな感じなので、
夏の終わり、体も結構ガタが出る時期でもあり、なかなか進みませぬ
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阿蘇、久住、湯布院は温泉地帯でもあります。
温泉好き夫婦なので、自然とたわむれるの旅の裏メニューは湯治旅でもありました。
これだけ温泉に入っていればお肌ツルツル。
足の裏まですべすべなのには感動しました。
どの湯がよかったのか?はこれだけ入っているので分かりませんが、
この日の湯は素晴らしかったです。
山登りのあとに泊まった、久住・赤川温泉。→
★久住山の登山口に建つ、渓流沿いの宿。
流れ落ちる滝のそばにあるので、窓を開ければひんやり、天然のミストです。
東北出身のお義母さんが驚いていました。
九州は暑いとばかり思ってたけど、毎日涼しいのねぇと。
標高の高い場所なので、この一帯は九州の避暑地でもあり、
日中は過ごしやすく、夜は肌寒いほどでした。
ここの宿を決めたのは、なんといってもこの湯。
神秘的な青白い湯です。
しかし驚いたのは色だけではありません。
ここの源泉は外湯なのですが、それが冷水なのです。
加温すると、冷泉時ほどの効果は期待できないので、
源泉の持つ力を活かしたい、とありました。
内湯は加温をしており、温まったあと、覚悟を決めて外湯へ・・・
でも結構大丈夫かも?
そして温水に戻ると体がピリピリしてくるのです。
これが案外やみつきになったりもして、でも逆に湯でのぼせることもなくいいかも〜。
お義母さんと何度も何度も行ったり来たりしてました。
温泉は硫黄臭ですが、滝からの水しぶきで山の香りも。最高でした。
常々思うことですが、日本って素晴らしい場所です。日本人でよかった〜と。
この狭い国土のいたるところで温泉が湧き出していて、
私たちは地球のエネルギーを直に受け取れる術があり、文化があり、
なんて素晴らしい国なんでしょう。
宿のそばの湧水。
そこから流れている水で前日の登山で汚れた泥を洗いました。
お義母さんも泥だらけの靴を洗ってみれば、
そうだおニューな真っ白い靴だったのね・・・(苦笑)
そしてこの人はなにをやっているかというと・・・
義母の靴を流してますけど〜。しかも浮かんでます。
宿を出てしばらく車を走らせると・・・宿で夕食が隣のテーブルだった
じいちゃん3人グループがいました。
なにやら絵を描いてまわる仲間らしく、季節によって変わる山の表情とか、
あれやこれやとお話してくれました。いいなぁ、悠々自適老後ライフって感じで。
ワイン畑、久住ワイナリーに立ち寄って。
高原リゾートもいいなぁ。この近所にある、昔泊まってよかったところ→
★遠くに阿蘇五岳も見えます。やっぱりこの眺め好き。
この日はもともと登山の疲れを癒すため?のゆっくりする日で
黒川温泉巡りなどなど、の日。
などなどというのは、湯巡りしつつ、コインランドリーまわしつつの日。
ほんとは筋肉痛のはずだけど、実際は登山途中断念で全然元気でしたけどね・・・。
この温泉手形(1,200円)で3つの湯に入浴できます。
一つ目の湯、のし湯→
★2つ目の湯、黒川荘→
★最近は黒川温泉もすごく人気で、
私達がいくGWの時期は駐車場に停めるのも大変な印象でしたが、
やっぱり平日はこんなもんなのか、と思いきや、
先日の豪雨で阿蘇=黒川もダメだろうということで(実際被害はなかったのだけど)、
多くのキャンセルが出ている(例年の半分ほど)とのことでした。
人もまばらで、ちょうど雨が降ったりして、しっとりとした黒川。
浴衣姿でカランコロン、とできればいいんでしょうけどね。
残念ながらお宿は黒川ではなく・・・この日の宿のことは次に書くとして。
余談ですが、黒川温泉の湯には共通の石けん、シャンプーが設置されてあります。
これは環境に負荷をかけないもので、これは黒川周辺の自然を守るとともに、
筑後川下流域への配慮といった説明書きがありました。
この下流にも温泉街は点在してますしね。
こういった姿勢には、ものすごく共感します。
温泉を利用する私たちも自然を使わせてもらってる分、
自然に反するものを使うのは極力最低限にしたいと考えます。
ついでまた余談ですが、温泉宿を探すにあたって、最近思うことが。
温泉宿で露天風呂付きの部屋、というのはいかがかなと思うのです。
せっかく源泉があるのに、部屋の風呂は加温だったりして、
まぁ宿に泊まるスタイルは人それぞれでしょうけどね。
ついで、温泉宿についてこの方の記事もうんうん、そうそう、と思ったので。→
★この旅では私たちの好きなことを詰め込んでしまって、
たまにはお義母さんの好きなことも・・・草花が大好きな人なのです。
とある情報で、黒川のはずれに野草園があるというので、行ってみました。
広い敷地の野山に長年趣味で育ててこられたという野草園。
九州にはない種だったり、珍しい植物もたくさんあるようです。
素人な私にはさっぱり分かりませんが、お義母さんは好奇心スイッチ入って、
旅行前に壊れたカメラの代わりに持って来たipadで
じゃんじゃん写真撮りまくって、あれやこれやと聞いては、へぇ!ほんとに〜!
と色々な感動があったようです。
石松さんという方、毎日これだけの植物に接しておられるからか、
病気も自然治癒してしまったという話には驚きました。
これだけ見せていただいて、こんな感じで訪ねてくる人たちも
多いだろうに、快く見せていただいて本当にありがとうございました。
黒川温泉の手形ですが、3つの湯に入れますが、今回2つで終わりました。
入れなくもなかったですが、それやると、多少無理矢理入る感じで・・・
多分1泊すれば、翌日にもう1回入ってちょうどいいのかなと思います。
ちなみに今回1回分使わなかった手形ですが、6ヶ月間有効なのです。
いけるかなぁ?なんて。