息子のこと、日々の暮らしのこと。

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2012夏休み/由布院
黒川で湯巡りをした日の宿は、素泊まりの宿。
車で30分ほど、また久住に戻りました。
今回の旅は5泊×大人3人ということで、予算重視です。
この日の宿は必要最低限のサービスと設備で3,480円/人。(最低は1,980円〜)
ここ、ディスカウントスーパー、トライアルというスーパーの宿、
トライアル温泉郷です。→
部屋は広くはないですが、いたってシンプル、
家具や布団の類は居心地よく、快適に過ごせました。
ついで、冷蔵庫の中もスーパーの価格でビックリ。

旅のスタイルは人それぞれだから、中途半端なサービスとか、
デザインとかなくてもいいのになぁと思う宿もあり、
そういう選択肢があるっていいですね。アリです。
夏休みということもあり、家族連れやツーリングの客で賑わってました。

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夜にチェックインしたので、あたりは真っ暗で分かりませんでしたが、
(その分満天の星空!)夜が明けてみるとこんなところでした。

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とりあえずここのお風呂も入りましょ。
家族風呂。

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このあたり一帯は久住山の温泉が湧き出ている温泉地帯だから、
温泉は源泉かけ流し。炭酸泉のいい湯でした。



旅先にはラングッズを持参する夫ですが、今回は久住の山道を走ってました。
多少?方向音痴な人なので、迷わず帰って来れたのがすごい。(苦笑)
九重大吊橋まで、アップダウンの激しい道を15キロ、お疲れさまでした。

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この日は由布院へ。
今まで標高の高いところにいたから、ずっと涼しくてまもなく夏も終わるのかな〜
なんて思っていたら今年の夏はとてつもなく暑くて長かった・・・。
そして由布院は盆地。久々に汗がじとーっとまとわりつく感覚でした。




由布院では雑貨やお土産を買ったり。
しかし、先日私、スマホを紛失してしまいまして、
旅の写真の後半をバックアップしていないまま・・・
でこのあたりからの写真が部分的に抜けております。(テンション下がる〜。)

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金鱗湖を散歩。




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旅もおしまいということで、夜は居酒屋でローカル食をつつきながら旅の思い出話など、
反省会ものもろの乾杯をし、帰りはお祭り見ながら帰りました。





由布院・・・は思い出せばかれこれ10年ちょい前になりますか・・・
以前夫と来たのですが、その当時は私も深夜まで働いていた時代、
旅先のリサーチなど時間をかけずに適当に取った宿が大ハズレ、
由布院の印象は町の中心部まで観光バスが乗りつけて、
お土産ストリートが並んで・・てなあまりいい印象が残ってなくて、
以来あまり行く場所ではなくなってしまったのですが、
それでもそのときに唯一夫が大のお気に入りの場所だったのが、ここです。




天井桟敷

書くまでもないですが、由布院の宿で御三家といわれる亀の井別荘の茶房です。→
グレゴリ聖歌が流れる店内。店の外の紅葉がなんとも美しい。
外の緑に照らされて、店の中も緑に染まってます。

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スイーツ男子も一人分オーダーです。
うかつにシェアすると、競争みたくなってしまって食べた気がしないので・・・。


去年のGWに少しだけ由布院を訪れたのですが、やっぱりいい、この空間。
夜はバーになるのですが、来てみたいなぁ。
でも坊がいるからずっと先のことになるのかなぁ。
なんて話をしていたのですが、今回それが叶いました。
夕食を食べてから坊と義母は宿へ。
夫婦で夜のバーへお邪魔しました。

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夜はジャズに変わって。雰囲気最高でした。
ほろ酔いで川沿いを歩いて帰りました。



と翌朝、懲りない私たちは朝食にまたお邪魔しまして〜。
どんだけLoveなんですか、って感じですが。





器ひとつひとつ美しくて、さりげないサービスも素敵でした。






由布院でも湯に入らねばです。

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この日の湯は庄屋の館。
コバルトブルーのぬるっとした湯。
この日の宿にも露天風呂があって入ったのですが、
やはり由布院に来たからには、とこの旅ではトータル8湯でした。
ちなみに今回の温泉巡りの参考にしたサイトは、九州八十八湯めぐり→


この道中、坊には今日はどっちに入る?と聞いてましたが
「あーちゃん(義母)と入る。」
「今日はおんなのこだよ。」
「今日はおとののこじゃないよ。」
おとののこ=男の子のことです。(笑)

ま、今日はおんなのこ、そういうのもあと1,2年くらいなのかな〜。



そんな感じで由布院をあとにし、実家へと向かいました。





2012夏休み/黒川温泉、赤川温泉
朝晩過ごしやすくなったとはいえ、日中の暑さといったら・・・
いつまで夏なんでしょうか。
そして、こののらりくらり更新のこの旅日記は、
季節が変わる前に終わるのでしょうか・・・。
日々の生活を優先しつつ、余力があれば〜てな感じなので、
夏の終わり、体も結構ガタが出る時期でもあり、なかなか進みませぬ





+++

阿蘇、久住、湯布院は温泉地帯でもあります。
温泉好き夫婦なので、自然とたわむれるの旅の裏メニューは湯治旅でもありました。

これだけ温泉に入っていればお肌ツルツル。
足の裏まですべすべなのには感動しました。
どの湯がよかったのか?はこれだけ入っているので分かりませんが、
この日の湯は素晴らしかったです。
山登りのあとに泊まった、久住・赤川温泉。→

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久住山の登山口に建つ、渓流沿いの宿。
流れ落ちる滝のそばにあるので、窓を開ければひんやり、天然のミストです。
東北出身のお義母さんが驚いていました。
九州は暑いとばかり思ってたけど、毎日涼しいのねぇと。
標高の高い場所なので、この一帯は九州の避暑地でもあり、
日中は過ごしやすく、夜は肌寒いほどでした。


ここの宿を決めたのは、なんといってもこの湯。
神秘的な青白い湯です。
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しかし驚いたのは色だけではありません。
ここの源泉は外湯なのですが、それが冷水なのです。
加温すると、冷泉時ほどの効果は期待できないので、
源泉の持つ力を活かしたい、とありました。
内湯は加温をしており、温まったあと、覚悟を決めて外湯へ・・・
でも結構大丈夫かも?
そして温水に戻ると体がピリピリしてくるのです。
これが案外やみつきになったりもして、でも逆に湯でのぼせることもなくいいかも〜。
お義母さんと何度も何度も行ったり来たりしてました。
温泉は硫黄臭ですが、滝からの水しぶきで山の香りも。最高でした。

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常々思うことですが、日本って素晴らしい場所です。日本人でよかった〜と。
この狭い国土のいたるところで温泉が湧き出していて、
私たちは地球のエネルギーを直に受け取れる術があり、文化があり、
なんて素晴らしい国なんでしょう。


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宿のそばの湧水。
そこから流れている水で前日の登山で汚れた泥を洗いました。


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お義母さんも泥だらけの靴を洗ってみれば、
そうだおニューな真っ白い靴だったのね・・・(苦笑)
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そしてこの人はなにをやっているかというと・・・
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義母の靴を流してますけど〜。しかも浮かんでます。






宿を出てしばらく車を走らせると・・・宿で夕食が隣のテーブルだった
じいちゃん3人グループがいました。
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なにやら絵を描いてまわる仲間らしく、季節によって変わる山の表情とか、
あれやこれやとお話してくれました。いいなぁ、悠々自適老後ライフって感じで。

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ワイン畑、久住ワイナリーに立ち寄って。
高原リゾートもいいなぁ。この近所にある、昔泊まってよかったところ→



遠くに阿蘇五岳も見えます。やっぱりこの眺め好き。







この日はもともと登山の疲れを癒すため?のゆっくりする日で
黒川温泉巡りなどなど、の日。
などなどというのは、湯巡りしつつ、コインランドリーまわしつつの日。
ほんとは筋肉痛のはずだけど、実際は登山途中断念で全然元気でしたけどね・・・。

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この温泉手形(1,200円)で3つの湯に入浴できます。




一つ目の湯、のし湯→
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2つ目の湯、黒川荘→




最近は黒川温泉もすごく人気で、
私達がいくGWの時期は駐車場に停めるのも大変な印象でしたが、
やっぱり平日はこんなもんなのか、と思いきや、
先日の豪雨で阿蘇=黒川もダメだろうということで(実際被害はなかったのだけど)、
多くのキャンセルが出ている(例年の半分ほど)とのことでした。
人もまばらで、ちょうど雨が降ったりして、しっとりとした黒川。
浴衣姿でカランコロン、とできればいいんでしょうけどね。
残念ながらお宿は黒川ではなく・・・この日の宿のことは次に書くとして。


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余談ですが、黒川温泉の湯には共通の石けん、シャンプーが設置されてあります。
これは環境に負荷をかけないもので、これは黒川周辺の自然を守るとともに、
筑後川下流域への配慮といった説明書きがありました。
この下流にも温泉街は点在してますしね。
こういった姿勢には、ものすごく共感します。
温泉を利用する私たちも自然を使わせてもらってる分、
自然に反するものを使うのは極力最低限にしたいと考えます。




ついでまた余談ですが、温泉宿を探すにあたって、最近思うことが。
温泉宿で露天風呂付きの部屋、というのはいかがかなと思うのです。
せっかく源泉があるのに、部屋の風呂は加温だったりして、
まぁ宿に泊まるスタイルは人それぞれでしょうけどね。
ついで、温泉宿についてこの方の記事もうんうん、そうそう、と思ったので。→




この旅では私たちの好きなことを詰め込んでしまって、
たまにはお義母さんの好きなことも・・・草花が大好きな人なのです。
とある情報で、黒川のはずれに野草園があるというので、行ってみました。




広い敷地の野山に長年趣味で育ててこられたという野草園。
九州にはない種だったり、珍しい植物もたくさんあるようです。
素人な私にはさっぱり分かりませんが、お義母さんは好奇心スイッチ入って、
旅行前に壊れたカメラの代わりに持って来たipadで
じゃんじゃん写真撮りまくって、あれやこれやと聞いては、へぇ!ほんとに〜!
と色々な感動があったようです。

石松さんという方、毎日これだけの植物に接しておられるからか、
病気も自然治癒してしまったという話には驚きました。
これだけ見せていただいて、こんな感じで訪ねてくる人たちも
多いだろうに、快く見せていただいて本当にありがとうございました。







黒川温泉の手形ですが、3つの湯に入れますが、今回2つで終わりました。
入れなくもなかったですが、それやると、多少無理矢理入る感じで・・・
多分1泊すれば、翌日にもう1回入ってちょうどいいのかなと思います。
ちなみに今回1回分使わなかった手形ですが、6ヶ月間有効なのです。
いけるかなぁ?なんて。



2012夏休み/久住山
川遊びの次の日は、山登り。
久住あたりでトレッキングをしようと思ってたのですが、
久住山は比較的簡単に登れる(1700m級)らしいので、登山をすることに。
そういえば私も小さい頃、幼稚園のとき何度か登ったことあったしなぁ。



が、当日はこんな天気。
山の下は晴れていたというのに〜。
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でも、雲の流れは早く、時折こんな感じで青空になるのです。
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もしかしたら止むかも?と待っていたのですが、降ったり止んだりの天気で。


でもでもせっかく来たので、途中まででもよいから登ってみようか、
ということになり、売店で簡易のレインウェアを買っていざ入山。


主人と私はオソロのようなパンツなのですが(というかオソロでしょ)、
今回坊も同じものをそろえて履いてきたのですがこの雨。
足場も悪く泥だらけになってしまうので、お着替え。デビュー見送りです。


久住山に登るには、まず沓掛山に登って縦走、それから久住山、というルートです。
(最短の牧ノ戸峠より)
とりあえず沓掛山登頂。って案外すぐですけど。
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今回義母も一緒で3人ショット撮れるのよいですね。
しかし、何度撮っても夫の顔が切れてる。(笑)
10枚くらい撮ってようやく3人が収まった1枚。坊はほとんど見えませんが・・・。


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でも雨が結構降ってきました。
ここから縦走、山の向こうが久住山です。



晴れていたら阿蘇まできれいに見えてたんだろうけどなぁ。


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で、これ私達のいいところでもあり、悪いところでもあるのが、
挑戦しすぎるところ、と言えばいいのだけど、無謀でもあり。

坊が0歳の時の屋久島では、白谷雲水峡に行き、
帰りを回り道(山あり谷ありのアップダウンを激しい道)して疲弊し→
去年の屋久島2回目では、坊も大きくなって自分で歩くには限られるしで、
ヤクスギランドを軽めにと思ったのが、
途中欲が出てその先の太忠岳まで登ってしまったという、
最後は岩場をロープ使って登ったりとりして、
やっぱり疲弊して帰って来たという経験が。→


今回もそうなってしまうのか・・・でも今回は義母も一緒だし、ましてやこの雨。
なので、いつもならイケイケな夫に、乗ってしまう妻、が今回セーブ役に回りました。
時間で区切って、14:30まで登れるところまでという条件で。
ドMの夫的にはかなりの消化不良のようですが、なにかあってからでは遅いですし。
登頂は次回に持ち越し、山は逃げないですしね。


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しかし、お義母さんには事前の準備段階で、トレッキングもするので、
靴も準備しといてくださいね〜と連絡してました。
でも蓋を開けてみればトレッキングじゃなくて、登山になってるしー。
しかもこんな雨だしー。

トレッキングの靴ということで、街用+αくらいの靴だったので、
3人のうちで一番滑る滑る。んで、新調してきた靴が真っ白・・・は泥だらけで、
新品だっとは思えないモノに・・・。すまそんね。



ついで、坊のキャリー。
今回引き返そうと思ったのは、この雨だけでなくて、坊の様子がちょっと変?
なのが気になっていたからです。
いつもながら、キャリーは大好きで乗る乗ると楽しみにしていました。
そして、乗れば揺れが心地よいからか、すぐに眠る・・・のが今回は全く。
やっぱり成長したから眠らなくなったのね、と思いきや、
気のせいか元気がない。無言だし、キャリーから降りたいという。どうしたの?


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浮かない顔。

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やっぱり浮かない顔。



お○んちんが痛いというのです。
キャリーの位置が悪いのか、大きくなったからもう卒業な時期なのかなぁと。
途中サポートのタオルを入れたりしてましたが、どうもヘン。
顔はうつむき加減だし。


と、気づいた夫、そういや去年の登山で相当汗をかいたから
キャリーを取り外して洗ったんだった、とその後の装着が適当だったみたいで、
かけるところのベルトがかかってませんでした。
そういや、年々大きくなって出るはずの頭が出てなくて、埋もれてたよね・・・。


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そうです、こうですよ、正しい位置。

この子ったら、痛いのをガマンして、雨の中を歩く大変なことを見てか、
空気読んで言えなかったのかな・・・。ごめんね・・・。
しかも直したのは、下山するときでしたから〜。ほんとごめんね、こんな親で。






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登頂記念?(してないか)のアイスクリーム。


でも、無謀なことせずに早く下山したから、その分宿の温泉を堪能できました。